経営お役立ち情報


 

経営お役立ち情報
本や研修会で学んで、色んな会社を見てきて、私も経営して、なるほどと思うことを書いています。読んでみて納得するかどうかは社長さん次第です。

令和7年4月号 小売店が勝つ方法 「ランチェスターの法則」の実践

 大型店の真似をして戦いを挑んでも勝ち目はないのです。そこで、小店舗(弱者)はどうすれば勝てるか、お客様は振り向いてくれるのかを考える必要があります。これも「ランチェスターの法則」の応用が考えられます。勝てる部分を探すのです。大型店にはA商品群、B商品群、C商品群とたくさんの商品が揃っています。小売店はそのA、B、Cの商品を揃えて戦っても大型店の方にたくさんあるわけですから、お客様は大型店に行き、結果負けます。ではどうするかです。 すべてに勝とうとしないことです。勝とうとすれば弾(商品)をたくさん持った相手が強いのですから、すべてに負けてしまいます。小売店はA商品群だけに的を絞って局地戦で戦いをすることです。一騎打ちの戦略をとるのです。つまりは専門店化、差別化です。「オンリーワン戦略」ともいえます。並はずれた、これだけは負けないぞという部分を作るのです。そうすればその部分には勝ち目があります。
 商品群で説明をしましたが、戦いを挑む部分はたくさんあります。たとえば挨拶でもいいでしょう。笑顔の挨拶には負けないこれも立派な差別化です。大型店の回りでは集客力をねらった専門店で生き残れるのです。「並はずれたオンリーワン戦略」を検討してみたらいかがでしょう。

令和7年3月号 戦略の基本的な法則

 戦略の基本的な法則を見ていきましょう。戦略家孫子の言葉「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」はあまりにも有名です。経営も一つの戦いといえます。経営戦略に使われる有名な法則に「ランチェスターの法則」があります。ここで重要なことは、自社が、業界のあるいは地域のどのような立ち位置にいるのかを知ることです。つまり我が社は弱者なのか強者なのかを知るということです。そのことで戦い方が違ってきます。相手は必ずしも競業者(社)というわけではありません。その先にあるのはお客様ですので、いわばお客様にどう戦いを挑んでいるかの違いでもあります。
 ランチェスターの法則の基本があります。接近戦では「攻撃力=兵力×武器性能」となり、射程距離の長い戦いでは「攻撃力=兵力2乗×武器性能」となるというものです。例えば、A組3人対B組5人で戦ったら接近戦では1:1の戦いができるので、B組が2人生き残ることになります。広域戦(鉄砲での戦いになるでしょう)では2乗の戦いになるので、3の2乗:5の2乗=9:25での戦いになりBはほぼ無傷で圧勝します。小店舗がまともにぶつかっては大型店に負けるのはこの法則です。大型店の真似をして戦いを挑んでも勝ち目はないのです。そこで、小店舗(弱者)はどうすれば勝てるか、お客様は振り向いてくれるのかを考える必要があります。

令和7年2月号 勝つための科学的手法

 「勝つ」ということの意味は、それぞれの人でとらえ方が違い、価値観で決まると思います。少なくとも自分の思いが成就し、幸福感を味わえた時に「勝った」と思えるのではないでしょうか。その思いが何であれ、企業にとっての「勝つ」とは、経営者本人はもちろんのこと従業員の生活の基盤である経営が継続することが必要最小限の条件でしょう。そこで「勝つ=経営が継続する」と言い換えていいのではないでしょうか。その経営が継続するための法則があると思うのです。
 ある本に「経営は科学である」と書いてありました。確かに、経営がうまくいく法則があるとすればそれは科学といえそうです。いろいろ勉強をしてきましたが、店舗戦略、人事戦略、顧客戦略、財務戦略、システム戦略、等々いずれもその戦いの策略を立てるには法則を学ぶ必要があります。例えば顧客の戦略や人事の戦略には心理学という科学の法則は欠かせないはずです。店舗の商品レイアウトにも科学的手法が使われます。経営に手法に使われる有名なランチェスター戦略も科学的根拠に基づいた手法です。このような伝統的手法は現在も生きており活用できます。次号からこれらの手法について述べていきたいと思います。

事業を元気にするお役立ち情報 令和6年

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企業のリスク管理について
保険についてのお役立ち情報

キャッシュバリューを求めず、限られた保険料で最大の保障を


キャッシュバリューとは、満期を迎えたり解約した場合に、保険料が戻ってくるケースがあり、この解約保険料を「キャッシュバリュー」を呼んでいます。

保険に加入する際は、基本的にキャッシュバリューを求めずに、支払いが可能な保険料で最大の保障を求めなければなりません。また、被保険者の年齢の上昇とともに保険料も高額になります。そのため早期の保険加入をお勧めします。キャッシュバリューばかりを求めると、あまりに保険料を高額になります。目的あった適切な保険加入が一番のポイントです。

山浦税理士事務所が関与先に対して生命保険をどうしてアドバイスするのか?

●山浦税理士事務所が生命保険のアドバイスをする理由は?

「山浦税理士事務所は税理士事務所なのに、どうして生命保険を勧誘するの?」と疑問に思われている方が多々おられると思います。今月はその疑問にお答えします。

(1) 山浦税理士事務所は保険外務員とは異なります。

※山浦税理士事務所は、貴社の事業の継続的発展(幸せ)のみを考えて、末永く感謝される最も有利な保険を薦めます。
※山浦税理士事務所は、保険契約の結果に対して、会計と税務の専門家・プロとしての立場から、その会計処理、税負担関係について助言します。また、貴社の資金繰り・将来の目標等、経営状況を細部まで一番詳しく熟知しているので、負担保険料について等、最適な助言が出来ます。
※山浦税理士事務所は、貴社の安定的に永続することを願っています。貴社の永続的発展(幸せ)なくして、山浦税理士事務所の発展(幸せ)はないのですから。

(2) 推進内容には裏付けされた根拠があります。

※山浦税理士事務所は、「標準保障額算定書」で関与先の「必要保障額」を算定します。役員退職金、運転資金・借入金返済資金等から不慮の事態に陥った場合の必要保障額を求めます。担当者が毎月の経営状況を把握した数値を根拠としているのです。

不慮の事故や災害に遭遇すると企業は崩壊し、従業員や家族は一瞬にして路頭に迷うことになりかねません。これらのリスクから守る方法が生命保険の活用です。保険に関することなら、現在加入保険の見直し等、何でも構いません。担当者が適切丁寧なアドバイスを致します。貴社の永続的発展(幸せ)に貢献する事が私達の使命なのです。