所長コラム・おすすめ本

<所長より一言>

<この本良かったですよ>

この本良かったですよ

7年4月  『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』 イーサン・M・ラジエル著 英治出版刊

マッキンゼーは世界最強の戦略コンサルタント会社です。そこに勤める社員がどのようにどう仕事をしているのかを著しています。ビジネス経営問題をどう考えて銅のように考えて解決へ導いているのか、仕事ストレスにどう向かい合っているのか、著者がマッキンゼーで学んだことを述べています。良い企業は、仕事術の達人が社内にいて、成果を出すためにしのぎを削りあっている。多くの課題を項目別に説いているので、解決のきっかけを学ぶには格好の書物です。一流の{仕事術」はさすがにハードです。「仕事術」に加えて「勉強術」も半端なくハードなようです。やはりビジネスを成功に導くには「勉強」は不可欠であることを思い知らされます。

7年3月  『超一流たちの決断の瞬間』 野地秩義(のじつねよし)著 ワニブックス刊

著者は決断の時に3つのことを原則にしているといいます。一つは簡単な道を選ばない。二つ目に大切な決断は健康な時にする。3つ目は本質だけを考えるということです。経営にあるいは人生には大きな決断の時があります。先人の優れた経営者たちがどう決断したのかは私たちもとても気になるところではないでしょうか。そこを本質を掘り下げて述べてあります。パナソニックの松下幸之助、本田の藤澤武夫、ユニクロの柳井正、ソフトバンクの孫正義等々、13名が登場します。私は日本マクドナルド創業者藤田田(ふじたでん)氏の言葉「仕事で大切なこと、それは信用だ」「信用で決断する」に強い共感を得ました。面白くそして実に本質をとらえた内容です。

7年2月  『書いてはいけない』 森永 卓郎著 フォレスト出版刊

著者は経済学者で『ざいむ真理教』の著者として有名です。つい最近亡くなられました。積極財政派の学者といえるでしょう。以前はよくコメンテーターとしてテレビに出ておられましたが、発言の問題?で登場されなくなりました。高橋洋一氏とか三橋貴明氏とか何人かこういう方がおられますね。最近はもっぱらユーチューブ番組が発言の場になっています。国家の対応や動きがどうなっているのか知ることもなかったメディアでもタブーとされていることに、深く掘り下げた内容です。新しい視点で問題を見つめることができます。日航機墜落事件、ジャニーズ事件等の真相、そして財務省の問題を語ってあります。批判覚悟で書かれた書です。『ざいむ真理教』とともに一読の価値はあります。

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所長より一言

2025年4月号

  • 税制改正は与野党バトルの後、当初の自民党案が修正されてやっと決まりました。野党要請に応えるべく修正され、またしても税の複雑化に拍車がかかりました。事務担当の方、そして税理士事務所も事務負担が増える大迷惑な決定となりました。
  • トランプ関税で株価は下がり、景気の後退が不安視されます。借入金利も上昇基調にあり、しかも人手不足は危機的状況です。経営の取り組みをより戦略的にしていく必要があります。
  • 今年は寒さが長引いたためか桜も長く楽しめました。住まいの近くの公園の桜、国見台の桜、小城公園の桜、大川内山の實相院の枝垂れ桜、いろいろな場所で楽しませてもらいました。そして最も楽しんだのは我が家の庭の山桜と枝垂れ桜です。そろそろお礼肥を差し上げなくては・・・。それにしても国見台公園の夜の照明の暗さ、これでは楽しむ憩いの場所にはなりませんですね。
  • バラは今が花芽の出る時期です。この花芽の敵がバラゾウムシという厄介者です。害虫駆除が功を奏し、被害は少なくて済みそうです。一月後が楽しみです。(山浦)

(山浦)

2025年3月号

  • 都市部の家賃が高騰しているというニュースがあっていました。豊かな暮らしは地方にこそあるのではないでしょうか。「高い生活コストを払うために、もっと稼ぐ必要がある」という考え方自体を変えていく必要がありそうです。地方には安い一戸建ての庭付き空き家がたくさんです。地方に住んで生活コストを下げることで生活は豊かになるのですが・・・・。伊万里に移住しませんか。
  • 高額所得者への課税強化が言われています。昭和61年所得税の最高税率は70%(課税所得8,000万円超の部分)とかなりの高さでした。労働意欲を欠くという批判で、引き下げられて、今は課税所得4,000万円超の部分について45%の税率となり、かなり下がっていると言えます。要は、税をどう使うかが問題ではないでしょうか。
  • 株式投資にROEの指標が使われ、上場会社はこれを高めようとしています。ROEとは利益÷自己資本で計算されます。高めるには利益を上げるか自己資本を少なくするかです。最近自己資本を少なくするために配当増額している会社があるようです。中小企業にとっては自己資本を高めることが求められるのに、形だけで高めるという手法はマネしないようにしましょう。
  • 税制改正もまたしても複雑化で決着しそうです。悪名高かった定額減税でまだ懲りていないのでしょうね。議員さんたちは庶民をわかっていない。
  • 確定申告は今最後の追い込み中です。働き方改革で、できる限り時間外を少なくして完了させるべく努力しています。皆様の資料提供の早期化ご協力ありがとうございます。
  • 急に暖かくなって庭のクリスマスローズがゆっくり咲いてくれればいいのに一気に開花しています。

(山浦)

2025年2月号

  • 自民・公明両党がまとめた令和7年度税制改正大綱が発表されました。例年このまま国会は通っていましたが、今年は違います。国民民主党は103万円の壁がほんのわずかしか突破できなかったこと、そして日本維新の会は高校授業料無償化を求めています。妥協点はまだまだ時間がかかりそうです。
  • 税制改正の根底には積極財政派と緊縮財政派の戦いがあります。財務省は当然緊縮財政派、惜しくも総理になれなかった高市早苗氏は積極財政派。国民民主党は積極財政派、たぶん石破総理は財務省派でしょう。経済学者も両論があり、国会論戦は目が離せません。
  • 定額減税に翻弄された年末調整でした。いよいよ確定申告が始まりますがこれもまた毎年変わる税制に加え定額減税の影響があり、神経使います。皆様には申告に必要な資料等の早期の提出をお願いいたしております。働き方改革での中、時間との戦いを創意工夫して取り組んでおります。どうぞよろしくお願いいたします。
  • 2月の冷え込みは植物にとっては春を知らせるサインです。この冷え込みで球根は活動を開始します。植物は不思議なことに徐々に暖かくなって来ることが分かっており、芽吹き始めるのです。 冷え込みがないと芽吹かないのです。

(山浦)

2025年1月号

  • 世に成功を遂げたといわれる多くの人が、人生の成功の鍵は「目標を設定することにある」と言います。経営のエネルギ-を「過去に5%、現在、主力商品に60%、未来、開発に25%と配分すれば企業は永続できる」とも言われます。前を見ながら今をしっかりということでしょう。
  • 今年はいよいよ私も後期高齢者の仲間に入ります。自分の年齢がそこまで進んでいるという感覚はありません。まだまだ若いという自己過信は禁物ですが、「若いですね」とのお世辞言葉に励まされながら今年もがんばっていきます。
  • 経営者の頭の中は年がら年中経営のことだらけだと思います。お正月ぐらいはボーとしても良さそうですが、やっぱり今年はどうしていこうかなと仕事のことからは離れないものです。その時明るく楽しい未来を頭に描くことでニヤリとリラックスできれば最高です。
  • 裏金問題もうやむやのうちに課税されることもなく終わってしまいました。混乱した定額減税策の後には、103万の壁解決のための改正が行われ、またしても複雑になります。シンプルな税制改正を望みます。
  • 今年の春はバラ育て好き仲間と広島で開催される世界バラ博覧会にミニ旅行の予定です。バラ好きおばさんおじさんと楽しい旅になりそうです。
  • 昨年は皆様には大変お世話になりました。今年が皆様にとって幸せな年となりますように心よりお祈り申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(山浦)

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