<所長より一言>
<この本良かったですよ>
○この本良かったですよ
マッキンゼーは世界最強の戦略コンサルタント会社です。そこに勤める社員がどのようにどう仕事をしているのかを著しています。ビジネス経営問題をどう考えて銅のように考えて解決へ導いているのか、仕事ストレスにどう向かい合っているのか、著者がマッキンゼーで学んだことを述べています。良い企業は、仕事術の達人が社内にいて、成果を出すためにしのぎを削りあっている。多くの課題を項目別に説いているので、解決のきっかけを学ぶには格好の書物です。一流の{仕事術」はさすがにハードです。「仕事術」に加えて「勉強術」も半端なくハードなようです。やはりビジネスを成功に導くには「勉強」は不可欠であることを思い知らされます。
著者は決断の時に3つのことを原則にしているといいます。一つは簡単な道を選ばない。二つ目に大切な決断は健康な時にする。3つ目は本質だけを考えるということです。経営にあるいは人生には大きな決断の時があります。先人の優れた経営者たちがどう決断したのかは私たちもとても気になるところではないでしょうか。そこを本質を掘り下げて述べてあります。パナソニックの松下幸之助、本田の藤澤武夫、ユニクロの柳井正、ソフトバンクの孫正義等々、13名が登場します。私は日本マクドナルド創業者藤田田(ふじたでん)氏の言葉「仕事で大切なこと、それは信用だ」「信用で決断する」に強い共感を得ました。面白くそして実に本質をとらえた内容です。
著者は経済学者で『ざいむ真理教』の著者として有名です。つい最近亡くなられました。積極財政派の学者といえるでしょう。以前はよくコメンテーターとしてテレビに出ておられましたが、発言の問題?で登場されなくなりました。高橋洋一氏とか三橋貴明氏とか何人かこういう方がおられますね。最近はもっぱらユーチューブ番組が発言の場になっています。国家の対応や動きがどうなっているのか知ることもなかったメディアでもタブーとされていることに、深く掘り下げた内容です。新しい視点で問題を見つめることができます。日航機墜落事件、ジャニーズ事件等の真相、そして財務省の問題を語ってあります。批判覚悟で書かれた書です。『ざいむ真理教』とともに一読の価値はあります。
○所長より一言
(山浦)
(山浦)
(山浦)
(山浦)