経営理念

PHILOSOPHY
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ご挨拶

所長

税理士として30年以上、私が一貫して大切にしているのは、「お客様との信頼関係に基づく真の経営支援」です。かつて金融機関で融資審査を担当していた頃、経営者の方が適切な会計指導を受けられずに苦境に立たされている現実を目の当たりにしました。それから経営者にとって真に必要な支援とは何かを深く考え、実践し続けています。

経営不振に陥った企業の経営者の多くは、立て直しの方法があることを知らず、不安にさいなまれています。私たちは再建計画の策定や債務対応の道筋を具体的に示すことで、経営者の方に安心して次のステップに進んでいただけるよう支援しています。率直な意見交換を重ねることで、表面的な対応ではない根本的な問題解決を実現できると考えています。

また、経営者の立場や苦労を真に理解できる人材の育成を重視しています。当事務所では、入社3〜4年目の若手に班長として責任ある立場を任せています。これは人を動かし目標を達成する実体験を通じて、経営者の視点を養うためです。実践的な経験を積むことで、理論だけでなく、経営者の方々に心から共感できるアドバイザーが育っています。

私たちは今後も、この理念と実践を大切にしながら、地域の経営者の皆様にとって真に価値ある存在であり続け、次の世代にしっかりと引き継がれる事務所でありたいと考えています。

経営理念

外観


縁ある方々との幸せの共有、それが私たちの願いです


この理念は、お客様、職員、地域社会等関わる全ての方々が共に成長し、共に幸せになることを目指しています。この考え方の根底にあるのは、仏教的な思想である「自利利他」です。「自利利他」とは、自分の利益と他者の利益を調和させる考え方で、関係者全員の幸福を追求するという意味が込められています。私たちが所属するTKC全国会もこの「自利利他」を根本理念に掲げ、職業会計人としての活動指針としています。

私たちは「幸せの共有」を実現するために、事務所内では感謝の気持ちを大切にしています。一人では成し遂げられない仕事だからこそ、お互いに支え合い、協力し合うことで、より大きな価値を生み出せると考えています。班制度による協力体制、若手への責任付与、お客様との信頼関係構築—これらすべてが理念の実践です。単なるスローガンではなく、日々の業務や組織運営のすべてに反映させ、次の世代にしっかりと引き継ぎながら、関わる全ての方々とともに成長し続ける事務所でありたいと願っています。